Artist:ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ
Album:Roger Nichols & the Small Circle of Friend(コンプリート盤)
Song:The Drifter
2010年1月6日の「歌職人」の続きです。60年代の終わり〜70年代になりますと、<ブリル・ビルディング系ポップス>以外のヒット・メーカーも活躍するようになります。ざっと挙げますと、レノン=マッカートニー、バカラック=デヴィッドちょっと渋めなところではピーター・アンダース&ヴィニ・ポンシア、トミー・ボイス&ボビー・ハート、ロジャー・クック&ロジャー・グリーナウェ,P・F・スローン&スティーヴ・バリ、ゲイリー・ボナー&アラン・ゴードン,デニス・ランバート&ブライアン・ポターわすれちゃいけないブライアン・ウィルソン&マイク・ラヴ(このコンビはほとんどブランアンの才能によるものが大きかったと思いますますが)満腹で〜す。でももうちょっと。
ブラックミュージックの世界ではリーバー&ストーラー、エディ・ホーランド&ラモント・ロジャー(&ブライアン・ホーランド)、ダンペン&スプーナー・オールドハム、ケニー・ギャンブル&レオン・ハフん〜きりがありませんね。もう名前聞いただけでおなか一杯って感じです。
メインディッシュが終わって、シメのデザートとして今回お届けいたしますのが
とっておきの名パティシエ、ロジャー・ニコルズ&ボール・ウィリアム作の"The Drifters”ございます。この曲は68年にシングルとして発表され、当時この曲の存在を知っている人はほとんどいませんでした。90年代になってこのアルバム”Roger Nichols & the Small Circle of Friend”が再評価され、このシングルのみで発売されたこの曲も知られるようになりました。後にコンプリート盤が発売され、ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズのほとんどの曲がCDで聞けるようになりました。日本だけの呼び名ではありますが”ソフトロック”というジャンルを代表する名曲です。70年代が青春だった私にとって、パティシエなどというしゃれた職人がいるなど知るよしもなく、そういう意味では”ソフトロック”というおしゃれな音楽の名職人(パティシエ)を教えてもらった曲でもあります。
いいね。マイフェイバリット。
返信削除いつ聞いてもどきどきします。
初めて聞いたのはいつ頃だったかな。ホント、僕らにとってエバー・グリーンの1曲ですね。
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