Artist:BB.キング&ザ・クルセイダーズ
Album:Midnight Believer
Song:Midnight Believer
2010年2月1日の記事~Tightな音~Larsen/Feiten Bandを聞いていたら、無性にこの曲も聞きたくなりました。個人的には対をなしてるんですね。
(たぶんその頃編集した、カセットテープに並んで入れていたのかもしれません)
BB.キングとクルセイダーズの組み合わせ、一見ミスマッチとも思えるんですが、そこはバックもかなり控えめといいますか、BB.キングさんに敬意を表して一生懸命盛りたててくれてる様子がいたします。
参加メンバーをざっと、ながめてみましょう。
Joe Sample:Key
Wilton Felder:Tenor Sax,Bass
Stix Hooper:Drums
Robert "Pops"Popwell:Bass
いわゆる第2次のクルセーダーズのメンバーに
Dean Parks:G
James Gadson:Drums
などがサポートし、これにブラス隊とコーラス隊という編成になっています。
1978年のリリースですから、すでにラリー・カールトンは脱退したあとですが、BBキングとの共演も聞いてみたかったような・・・。
歌の出だしから、ファンキーなベースライン。この微妙なリズムのうねりというか、シンコペートの具合が、たまりませんね。そして、渋いBBキングのボーカル。曲がすすむにしたがって、楽器が加わっていきドンドン音がぶ厚くなってきます。でも、それぞれのパートが決して邪魔することなく、主役を盛り上がげていきます。そしていよいよ終盤、シングル・トーンのギターソロ。この辺で「ヨッ!待ってました」と声がかかりそうですね。ニクイですね。聞かせ処を熟知してますね。やはり風格といいますか、オーラが違いますねこのギター・ソロは。
BBキングのそれこそ星の数ほどあるブルースの名盤アルバムにくらべれば、どっちかというとキワモノに近いのかもしれませんが、バンド構成でやるファンキーなブルースの典型みたいな曲だと思いうんです。でもこれをどっかのバンドが完コピーしても、やはりなんか足りないでしょうね。やはり千両役者のオーラがないとね。
バタくさいよね・・・U2「魂の叫び」?とのプロモーションでBBがボノに申し訳なさそうに「おれ、譜面は弱いんだけど、何すればいいんだい?」と申し訳なさそうに言っていた印象があります。でも、今回は自信たっぷり・・・このギャップがたまりません。
返信削除ギタリストは自分のフィールドを持ってますからね、「ブルースこの展開だったらこっちのモンよ」っと言ったかどうかはしれませんが、堂に入ってますよね。結構まわりも気を使ってるようにも見えるんですけど。しかし、U2とのコラボはちょっとね、せめてクラプトンどまりにしとかないと。
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