
Album:Rhythm Cafe
Song:Daddy's Song
「ウェスト・コースト・コーラス」なんてタイトルを付けてしまい、何のこっちゃと思われるかもしれませんが、我々が慣れ親しんでいる70’Sのウエスト・コースト・ロックで聞かれるコーラスという意味なんです。
CNS&Y,America,Eagelsなどのコーラス。あの心地よさはどんな音の構成なのか。
そんなことを考えつつ、思い出したアルバムがこれでした。
ジャケだけを見ると、ちょっとJazzyな音が聞こえてきそうですが、これが典型的なウエスト・コースト・サウンドなんです。そしてここで聞かれるコーラスが私の思う「ウェスト・コースト・コーラス」なんです。
Rhythm Cafeはカナダ国境に近い、シアトルのグループ。
シアトルといえばイチローのマリナーズの本拠地。ロスやサンフランシスコに比べるとイマイチ地味な印象をうける街ですが、街は住みやすく、そして町並みがきれいだとイチローも言ってました。そんな素敵な街から生まれた音楽なんです。
ボブ・マーキュア(Bob Marcure)とディアドレ・ロード(Deirdre Lord)の男女2人が1984年にリリースしたこのアルバム、当時は話題になることもありませんでしたが、日本のSSW好きの間では、裏名盤として長く語り継がれていました。(私も、このアナログ、渋谷のHi-Fiというレコード屋さんから手に入れ、よく聞いてました。)2006年に日本のセレスト(ceeste)というレーベルがCD化して、やっと評価されるようになりました。
このアルバムの魅力は何といっても、アコーステック・ギターの響きと2人のコーラス。ほとんどボブ・マーキュアさんの作です。そのメロディーも一流作曲家と比べると、「もうひとひねり足りないんだよな」と思われるかもしれませんが、その「何か足りない」という所に、私個人としては、なんとも言えない美学を感じます。等身大の手作りの音楽。そんな所に強く惹かれます。
「ウェスト・コースト・コーラス」の本質はアコーステック・ギターの美しさとこの3度の音の積み重なったコーラスの響きなんだと思います。この世界から一生離れことはない気がします。とにかくSSWが好きで、アコギとコーラスの好きの方は是非このアルバム聞いてみて下さい。
(残念ながらこの曲の音源はありません。)
(Valley Island by Rhythm Cafe,この男女2部のコーラスも見事です。)
(Sunshine Lady by Rhythm Cafe,このコード進行に親近感を感じます。)
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